商品撮影.SHOPって、こんなサイト
弊社は1997年よりデザイン事業をスタートさせ、2006年より写真撮影の代行を行っています。
そして2018年、物撮りサービスを専門に受付けるサイト、「商品撮影.SHOP」をオープンさせました!
写真撮影に関してはデザイン事業と並行して2000年代に入り本格始動となっておりますが、地元エリアのお客様から全国対応の撮影サービスサイトになり、既に12年以上の年月が経とうとしています。
根本的なスタンスは、モデル撮影を行う弊社姉妹サイトと変更はございませんが、明らかに違うことは「モデル撮影」と「物撮り専門」という部分があります。
とはいえ、実際のところは当サイトをオープンさせる以前も「物撮りジャンル」に関しては問い合わせや撮影対応もしており、店舗写真や料理メニュー用の写真など、アパレル以外も扱っていたので、新人サイトとして表明するには、少々おこがましいですが、物撮り専門サイトを立ち上げるにあたり、「物撮り商品写真をもっと身近に!分かりやすい料金で!」と考えるようになり、サイト名称も悩みましたが、色んなものを削ぎ落としていったら、そのままズバリの「商品撮影ドットショップ」というサービスサイト名になりました♪
格安の商品撮影サービスは数多く存在しておりますが、弊社はネットショップ向けに、「必要最低限の料金設定」にてご案内したいと考えています。
決して業界最安値というこだわりは持たず、「弊社で行う写真撮影の必要工数に対しての料金」を明示致します。
なぜこのような「最安ではないと宣言するのか?」と申しますと、格安サービス以外のいわゆる「ちゃんと写真スタジオの料金」というのは「料金はお問い合わせ」となっており、具体的な価格をすぐに知ることができなかったんです。
理由としては、価格をネットで公開していないスタジオは、料金で競っておらず写真で勝負している!
これだけですww
例に漏れず、弊社も物撮りに関しては、ネット上に氾濫する「激安過ぎる写真の品質」を加味すると、「同じ舞台上で争いたくない」というのが本音です。
しかし、これは単純に撮影サービスの二極化という側面だけではなく、写真業界の不信感にも繋がるのでは?と考えてしまったのです。
激安ではないけれど、そこそこの料金で「一定のレベルをクリアしてくれる物撮りサービスサイト」、これって探すのが難しいんです。
同業者が見ても、「料金と品質に納得がいく商品写真」、そして、その先に弊社が目指すのは、写真に詳しくないネットショップのオーナーさんも、「本当に使える写真屋」だと感じて頂けることです。
物撮り専門サービスを立ち上げた理由
商品撮影.SHOPを立ち上げる以前は、正直「物撮りサービスを行うサイト」は、弊社の行ってきた商品撮影とはジャンルが少々異なるので、「斜めに見ていた感じ」でした。
モデル撮影というサービス形態では、「提供するサービスが重なる部分」もありましたが、弊社の場合は、独自路線を歩んでいたので、それもまた「よその世界の話」のように感じていました。
しかし、アパレル向けのモデル撮影サービスが軌道に乗りはじめた頃に増え始めたのが、「物撮り撮影を希望する問い合わせ」でした。
ファッション!アパレル!モデル撮影!
これが弊社の以前よりネットで行っていた写真撮影のスタイルだったので、物撮りはあくまでも付属の撮影でしたが、同時に物撮りを他社で依頼されていた取引先から色んな情報を得る機会も増えました。
それは単純に価格帯の幅が広過ぎるということだけではなく、1度に数十点まとめて撮影に出した商品でもジャンルによって「撮り分けが行われていない」という不満でした。
単純に考えれば、物撮り用のセッティングをして、常設させておけば、あとは流れ作業でドンドン撮っていく、これが一番効率的ではありますが、カラーや素材によって考えるべき項目を省略した商品撮影サービスの典型とも言えます。
例えば、同じ品番の服でも、白と黒の色の違いだけで微妙にライティングの調整を行うべき!
これは写真撮影について多少の知識がある人なら誰でも気にする項目ですが、流れ作業で撮影前の準備段階として進行表を制作することもなかったり、スピード納品にこだわるばかりに、開梱して1分で届いた商品の撮影を始めるなど、無計画な手順や作業方法を取る業者は、当然、次にくる商品の色や素材などお構いなしに出たとこ勝負で「セッティング調整をせず、ただ撮り進めるだけ」、これでは自分たちで撮影した方が愛情があるだけ良い写真になるかもしれません。
もともと写真撮影の現場というのは、詳しくない人にとっては「分かりにくい世界」です。
効率化やスピード作業というのは、様々な業界で「良いサービス」とされることが多いのですが、商品撮影というサービスは「速さや効率化を求め過ぎると代償がある」ジャンルです。
「あとチョット、こうしたら良い写真になる」、この「あとチョット」の時間を惜しまず使えるか?
今の物撮りサービスに問われている課題なのかもしれません。
弊社がこの専門サービスサイトを立ち上げた理由は、そうした不満を少しでも解消していきたいと思ったからです。
わがままを言って頂けるサービス
初めて商品写真を外注に出そうと思っている人にとって、商品撮影サービスを安心して利用して頂ける環境づくり。
これはどれだけキャッチコピーで訴えかけても難しいのかもしれません。
当然ですが、写真という分野に詳しくない人にとってカメラマンに対して意見することは覚悟がいるのかもしれません。
しかし、写真という分野はそもそも、「人の心が良し悪しを決めるもの」であり、どれだけ高額な撮影機材を使用して、練りに練ったライティングで撮影しても、見る人が「普通・・」と感じたら、それが正解なのです。
イメージは千差万別で、「かわいい」という言葉を1つ取り上げても、年代によって、性別によって概念は簡単に変わってしまいます。
そう考えれば写真屋というのは撮影の経験や知識を持ち込んで、「綺麗な写真」を撮るために努力するのは当たり前ですが、「撮影対象物である商品自体の魅力」を教えてもらう姿勢も大事だということ。
扱う商品の最高の理解者は、販売を行う「クライアント」である。
これは事実としてありますが、通販という部分を考えた時、商品撮影サービスに携わる人間が、もう1つ考えなければならないのは、最終的には消費者にも安心してもらえる写真提供をすること心掛けていくことも大切です。
弊社の物撮りサービスは、積極的にお客様からの “わがまま” に耳を傾けたいと考えています。
それはきっと物撮りという分野での弊社の肥やしとなり、より良いサービス展開のヒントになると信じています。
そうなると、もうそれは「わがまま」ではなく「ありがたい言葉」なのかもしれません。
商品撮影サービスに関する、屈託のないご意見、お待ちしております。