商品撮影サービスとして、弊社が取り扱う物撮りの撮影プランは、「ハンガー吊るし撮影」、「平置き撮影」、「トルソー撮影」、「ピン留め吊るし撮影」、「反射・光沢品の撮影」と、大きく分けて5つの撮影料金のプランがあります。
一般的にネットショップで採用される安価なプランでは、ハンガーや平置きという方法になりますが、当サイトでも何度か記載しておりますが、同じ撮影プランでも、「光の使い方」で消費者に与える印象は大きく変わります。
撮影プランや料金の選択としてトップス(Tシャツ)の簡単な例を挙げてみましょう。
Aショップは、商品の品質よりも安く・大量に販売するためのアイテム、逆にBショップは、限定生産のデザインから素材までこだわった高級感のある商品。
これら異なるタイプの商品が、同じTシャツとしてカテゴリー分けされ、大手通販サイトで同列に表示されるとします。
当然ながら「こだわりの商品」を扱うショップにとっては、差別化を図りたいと思いますので、撮影方法を検討する必要があります。
撮影プランの料金詳細を比較
商品撮影サービスの撮影プランは撮影代行業者によって、上限カット数などの撮影内容の詳細や料金も異なります。
仮にサイト上に掲載されている金額が、1カット300円!と表示されていても、実際は「1商品4カットから受付」という申し込み条件があったりと撮影料金プランの表示は、スタジオごとの特徴をしっかりと把握しておく必要があります。
ECサイト向けの商品撮影の料金は「商品単価」で表示されている方が、依頼元も撮影内容と料金への理解が容易であり、写真1枚あたりの計算表示は、単純に撮影料金の安さをアピールしているだけのパターンもあります。
写真品質という部分を除けば、撮影プランの料金の比較は次の詳細項目を確認しておきましょう。
・小ロット対応時の基本作業費の有無や料金
・アイロン掛けやメディア納品などのオプション費用を含めた撮影単価をチェック
・1回分の撮影数による割引適用の有無
・定期的なオーダーや撮影内容のカット調整による割引対応の有無
・各種画像加工を予定している場合は、オプション費用とのバランス
撮影数やカット内容の詳細から1商品あたりの総額で撮影料金は見ていきましょう。
また最終的に業者を選ぶ際は、何より商品写真をキチンと任せることができる代行業者なのか?を検討することをオススメします。
撮影プラン | 料金単価 | 上限カット数 | 無料壁紙背景など |
ハンガー吊るし撮影 | 1,000円/点 | 4 カット | 選択可 |
平置き撮影 | 1,300円/点 | 5 カット | 床材可 |
トルソー撮影 | 1,500円/点 | 8 カット | 選択可 |
ピン留め吊るし撮影 | 1,800円/点 | 4 カット | 要相談 |
反射・光沢品の撮影 | 2,000円/点 | 3 カット | 床材各種あり |
- 1回分の撮影総数による基本作業費用の有無については、該当プランの詳細ページをご確認下さい。
- 上限カット内でメインカラー+カラー展開分でカット調整をする際は、カラー展開分の単価を値引き可能なケースがございます。
- 弊社備品として在庫のあるカベガミ背景、カラー背景、床材各種は、無料にて使用提供します。
- ピン留め撮影時の壁紙背景希望時は、「背景カベガミへの損傷」がありますので、背景使用丈分をお客様買い取りにて対応します。
- 撮影プラン全体の共通オプションにつきましては「撮影オプションのご案内」をご参照下さい。
無料で全撮影プランに適用される項目
それぞれの撮影プランごとに「キチンとした商品撮影サービス」を、実感して頂くために必要な作業項目があります。
アパレル商品であれば、スチーマーによる畳みジワの解消やタグの処理は必須項目とも言えます。
また撮影プランを選ぶだけではなく、商品ジャンルやネットショップのイメージ合わせた撮影背景の変更が可能な点も弊社のこだわりの1つです。
他社ではオプション費用の追加項目として扱われることが多い作業に対して弊社では、撮影プラン料金の明瞭化を目標に、全て込みの無料サービスとして扱っております。
無料作業項目について
- スチーマーシワ伸ばし(畳みジワ対策)
- 商品タグ付け直し(透明タグ)
- 画像使用期間や使用先の制限なし
- 納品画像の指定サイズ処理
- 壁紙およびカラー背景の提供
- ライティング(照明)指定
- ネットショップ運営の無料相談
- CDまたはDVDによるメディア納品
他社との料金比較よりも大切なこと
商品撮影の料金を公開するということは、撮影スタジオごとに適正な価格、つまり「作業量に応じた料金」を偽りなく明示することだと思います。
そうした視点で考えれば、「他社よりも○○円安いでしょ!」という最近の撮影サービスの宣伝文句にありがちなキャッチコピーを使う必要はありません。
ネットショップのオーナーさんが撮影業者を選ぶポイントとして、「他社との料金比較」は1つの参考項目ではありますが、何かのオプションをプラスしたら逆転してしまうような、不親切な価格の表示や比較表は、自社の料金体系を分かりづらくするばかりでなく、「安くするための作業工程」を考えるようになっては、撮影代行業者として本末転倒の話にも繋がります。
商品撮影の料金についての情報は動画でも紹介中です!